Googleビジネスプロフィール（旧Googleマイビジネス）とは？集客で活用すべき理由を解説

December 31, 2023April 16, 2024

Googleビジネスプロフィールは無料かつ高性能な機能が備わっており、集客に大きな効果をもたらしますが、まだ運用していないという方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、Googleビジネスプロフィール（旧Googleマイビジネス）の概要と集客べ活用すべき理由、効果的ではない業種について詳しく解説します。

効果的な集客を行いたいと考えている方はぜひ最後まで読んでみてください。

Googleビジネスプロフィール（旧Googleマイビジネス）とは？

Googleビジネスプロフィール（旧Googleマイビジネス）とは、Googleが提供するビジネスリスティングサービスです。

Googleビジネスプロフィールで作成した店舗情報や会社概要などは検索結果にGoogleマップとともに表示されます。

また、上位表示するために必要な施策のことをMEOMEO（Map Engine Optimization）対策といい、飲食店や美容院などのローカルビジネスを展開する人にとって重要視されているのです。

Googleビジネスプロフィール（旧Googleマイビジネス）を集客で活用すべき理由

Googleビジネスプロフィール（旧Googleマイビジネス）を集客で活用すべき理由は以下の通りです。

検索結果で上位に表示されやすい
見込み顧客が求める情報を網羅できる
確度の高い見込み顧客にアプローチできる
SEO対策に比べて競合サイトが少ない

それぞれの理由について、以下で詳しく解説します。

1.検索結果で上位に表示されやすい

Googleビジネスプロフィールは検索結果でSEO（Search Engine Optimization）よりも上位表示されやすいです。

検索エンジンで上位表示を目指すための施策は従来SEO対が主流でしたが、Googleがユーザー体験をさらに優れたものにするために、位置情報を用いたアルゴリズムを採用したことによって、MEOの必要性が高まりました。

具体的にGoogleで検索したときの検索結果画面（SERP:Search Engine Result Pages）は上から「Web広告」＞「Googleビジネスプロフィール（MEO）」＞「記事コンテンツ（SEO）」で表示されることが多いです。

ただし、SEOに非常に強い「食べログ」や「ホットペッパー」などの大手WebサイトはGoogleビジネスプロフィールよりも上位に表示されることもあります。

とはいえ、Googleビジネスプロフィールが表示されるときは基本的に上位に表示されるため、検索結果でユーザーに見つけてもらいやすいのです。

2.見込み顧客が求める情報を網羅できる

Googleビジネスプロフィールでは店舗名や住所、電話番号、口コミなどの基本的な情報以外にも以下のような情報を掲載することができます。

現在地からの距離
価格帯の目安
口コミの抜粋
イートイン情報
テイクアウト情報
宅配サービスの有無
予約ページ
メニュー
経路案内
ウェブサイト
現在地からの距離
営業時間
店舗からの情報
訪問数の多い時間帯
Googleレビュー
情報発信（新メニューなど）
店舗のSNS

このように、Googleビジネスプロフィールでは見込み顧客の求めるさまざまな情報を網羅することができるため、効果的にユーザーにアプローチできます。

3.確度の高い見込み顧客にアプローチできる

Googleビジネスプロフィールが検索結果に表示されるのはユーザーがローカルビジネスを探しているときです。

つまり、ローカルビジネスを利用したいと思って検索している確度の高い見込み顧客をターゲティングできるのです。

たとえば、「渋谷　飲食店」を検索するのは”渋谷で食事をしたい”と考えている人ですし、「美容院　近く」と検索するのは”近くの美容院を利用したい”と考えている人となるため、検索結果にGoogleビジネスプロフィールが表示された場合、利用される可能性が高くなります。

このように、MEOによってGoogleビジネスプロフィールを上位表示させることで、効果的な集客を行うことができるのです。

4.SEO対策に比べて競合サイトが少ない

Googleビジネスプロフィールにおいて競合となるのは、周辺地域で同じようなビジネスを展開している業者となるため、すべてのWebサイトが競合になりうるSEOに比べて競合サイトが非常に少ないのです。

たとえば、「新宿の焼き鳥屋」がGoogleビジネスプロフィールを利用する場合、競合となるのは新宿周辺の焼き鳥屋だけですが、「焼き鳥の焼き方」をWebコンテンツとして投稿する場合、競合は「焼き鳥の焼き方」についてコンテンツ制作している日本全国のWebサイトとなります。

このように、Googleビジネスプロフィールは競合が少なく、競合調査しやすいことも大きなメリットです。

Googleビジネスプロフィール（旧Googleマイビジネス）が効果的ではない業種もある

先ほどもお伝えしたとおり、Googleビジネスプロフィールはローカルビジネスに特化したサービスとなっているため、特定の地域を中心に集客を行っていないビジネスは効果的に運用することができません。

たとえば、飲食店や美容院、アクセサリーショップなどの実店舗は周辺地域に訪れるユーザーをターゲットにしているためGoogleビジネスプロフィールは非常に効果的ですが、ECサイトの通販サイトなどは特定の地域のユーザーだけをターゲットにしているわけではありませんので、効果的に運用することができないのです。

このように、Googleビジネスプロフィールは業種によっては必要のない施策であることも覚えておきましょう。